しずか先生のインターネット幼児教室

幼児教育歴30年のしずか先生の子育て・教育相談ブログ。子育て中のお母さん、お父さんに少しでも力になれればと思っています。お気軽にご相談をお寄せ下さい。

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癇癪について

しずか先生

こんにちは。
4歳の女の子と2歳の男の子がいます。
2人共共通して癇癪持ちです。
特に上の娘が酷いです。
娘はだいたい眠い時にスイッチが入るようです。
原因はなんでもいいのですが、狂ったように
顔を真っ赤にして、全身震えながら怒り、泣き叫びます。
長い時で1時間はその状態です。
そういう状態になると、何を言っても聞かず
「ヤダ〜ヤダ〜」と泣きつづけます。
その間の対処法として抱っこして泣き疲れるまで待つ、
怒りの矛先じゃない人が車で連れ出すなどです。
時にはすごい力で暴れたり、血管が切れるのではないかっていうくらい
ブルブル震えて怒っています。
2歳の息子も眠い時、思い通りにならない事に泣き叫び、
はき戻してしまうくらい激しく泣き続けます。

先生のメール相談で同じようなケースを読ませていただき、
癇癪を起こした時は、とにかく抱きしめて
あなたが大好きだよと繰り返し伝えてみようと思いました。

普段娘は保育園では穏やかで、先生などに相談しても
癇癪を起こす事が信じられないと言われるくらいの子です。
息子も普段は明るく至って普通だと思います。
ですが時々こんなひどい癇癪を起こすうちの子供たちは
精神的に異常はないのでしょうか。
娘の友達の親に聞いても、私と主人の兄弟に聞いても娘の友達や
娘の従弟たちで、こんな半狂乱になって泣き叫ぶ子は見当たりません。
4人居る祖父母も何人か居る孫を見ても
こんな風に泣き叫ぶ子はいないし、どうしてこんな酷く泣き叫ぶのかと
困惑しています。
だいたい共通して眠い時で、自分でもどうしていいかわからず、
引っ込みもつかなくて泣き叫び続けるしかないという事はわかっています。
ですが今後この状態が他人に向けられたり、思春期になって私たちに
本格的に暴力をふるったり、極論で犯罪をおかしたりするのではないかと
心配で仕方ないです。

その上4歳の娘は3歳ごろまで眠りに関してもすごく手がかかり、
何時間も抱っこしてやっと眠り、布団に下そうとすると泣き、
また抱っこしてを何度か繰り返し、結局朝まで抱いて椅子に座っている
という日が多かったです。
私は日中働いているので、保育園に入るまで祖父母に預けていたので
親と離れている時間が長いから不安で、下すと泣くのではないか、
愛情が不足しているのではないかといつも言われていました。
幸い3歳を過ぎたらようやく布団で寝ることができるようになりました。
でも時々今も休みの日など車に乗っていて寝てしまい、寝たまま下そうと
すると泣き、抱っこしたまま眠るか車に乗せておいて起きるのを待つ
という事もあります。
そのことに関しても祖父母は周りに聞いても、他の孫にもそんな
手のかかる子はいないと言います。

働いているお母さんの子供は沢山いるし、働いていることだけが
原因じゃないと思うし、何か育て方が問題がるのでしょうか?
それとも精神的に何か疾患があるのでしょうか。
生活に追われ余裕がないので、癇癪が始まると
こんな時間のない時に!って自分の都合で怒鳴り、ねじ伏せようとしていました。
でもしずか先生の他の方への回答にあったように、抱きしめ、大好きだよと
繰り返し伝えようと努力します。
だた、この癇癪を起こした状態のレベルが放っておいて大丈夫なのか・・・。
専門家に見てもらった方がいいのか。
ご指導いただけると幸いです。
今まで3歳までの健診で、何度か上記の事を相談しましたが、
解決策も特になく、ただ話を聞いてくれただけでした。
最近癇癪の度に逃げ出したい、どうしてうちの子ばかり・・・と
精神的にも追いつめられています。
私みたいな人間が子供を育てていいのか?こんな母親でこの子たちは
かわいそうだ、もっとおおらかな母親の所に産まれていれば・・・。
と自分を責めずにはいられません。
癇癪の時に自分が冷静になれる方法などありますか?
癇癪で検索していて、しずか先生の相談コーナーを見つけました。
わらにもすがる思いでメールさせていただきました。
よろしくお願い致します。


 頂く無料相談の内容を整理してみたら「癇癪について」がトップでした(^_^;)

 という事は、私たち親は子どもの癇癪が苦手なんだということですよね。自分の子でも他人の子でもギャーギャ泣いている子がいる場は“なんとか早くこの場から立ち去ろう”と思っている自分がいますからねぇ、、(^_^;)

 多分昔の人たちも子どもの癇の虫には手を焼いたのでしょうね、所々に“虫封じ”を祈願する神社やお寺もありますし、漢方薬でしょうか「樋○奇応丸」なんていう子ども用の癇癪の薬もいつの頃からでしょうか、ありますし、、、。

 
 お子さんの場合“眠たくなった時”という比較的分かりやすいキーワードがありますので、その時を少し注意して観察なさる事を、先ず最初に提案いたします。
 眠たそうだなと感じられたらお母さんの方から「○○ちゃん、だっこしようか?」と言って抱っこをしてあげて、同時に一緒にお布団やお昼ねだったらソファーに横になられてみたらどうでしょうか。これが考えられる対策の一つです。
 
 また「ヤダーヤダー!」が始まってしまった時も「○○ちゃん抱っこしよう!」と泣いている子の傍に行き抱っこしてあげて下さい。言葉は特別いりません。多少抵抗があったとしても冷静に優しく、でも手には力を込めて抱っこをしつつ体全体を優しく撫でてあげて下さい。
 これを来るだけ長い時間続けてみて下さい。この時も特に言葉はいりません。

 またスキンシップの時間の短さも考えられます。お仕事をなさっているとどうしても帰宅後は家事に時間を取られますから、その間の子どもとのスキンシップを“おんぶ”で補われる事をお勧めします。
 抱っこだとその間家事が出来ませんが、おんぶはしたままで家事が出来ますので有効な方法です。
 考えますに、スキンシップは質ではなく量ではないかと思っています。ただ肌と肌をくっつけている時間が長い方が人は安心出来るように感じています。

 
 将来の事を心配していらっしゃいますが、今の癇癪に対して親御さんの方が気持ちを引きずらなければ、癇癪も徐々に緩やかになっていくのではないかと思います。
 故に、思春期になって云々などは少し考え過ぎだと思います。

 
 また癇癪が酷くなっていく原因の一つとして思い当たる事は、親が子どもの癇癪そのものを無くしたい、と願っている事だと思います。
 
 子どもが泣き出すと“ああまた泣き出した、あの泣き声を聞くとイヤになり頭が痛くなってしまう。早く泣き止んでほしい”という親の本音があります。
 “泣いているこの子の状態をなんとかしなければ。早く泣いていない状態にさせなければ”と考えます。
 即ち“子どもの癇癪”そのものを、拒否してしまっている、のです。

 いつも素直でお母さんの言う事を聞くニコニコした良い子なら受け入れられても、お母さんの言う事も耳に入らないぐらい泣いている状態の子は受け入れられません。
 しつこいようですが、親は“泣いている子はいらない”のです。つまり子どもが泣くこと自体を拒否しているのです。
 笑っている子は要るけど、泣く子は要らない、という事です。

 そうすると、子どもの無意識は自分の存在自体が受け入れられていないという事を敏感に感じ取り、“私の存在自体をそのまま受け入れて!泣いている私を拒否しないで受け入れて”という声なき声を、癇癪という形で表します。

 その子どもの癇癪(無意識の行動)を受けて、親もまた無意識の反応として、泣いている状態の子どもをますます拒否し、なんとか泣き止ませようとあの手この手を使って静かにさせようとします。
 これが今のお子さんとお母さんの状態だと思って下さい。

 お母さんは、お子さん二人に泣かれるのがある種恐怖になっていらっしゃるのではないかと思いますが、そうなるとますます子どもの泣き方は激しさが増します。 
 それを受けて四人のおじいちゃんおばあちゃんの心配も増し、色々な不安材料をお母さんの耳に入れる、、という悪循環のスパイラル状態のように思います。

 そして今です。このアドバイスを読んで下さって、出来ればお父さんにも見て頂いて、二人で心を決めて下さい。
 今まではどうあれ、自分たち二人は今生において癇癪のきつい子どもを授かってしまった、と。周囲の色々な心配も分かるけれど、ここは腹をくくって癇癪持ちの子どもとしっかり相対して子育てをしよう!と。

 そのご両親の覚悟の程度により、それだけでお子さんの癇癪の程度が柔らかくなる場合もあります。どんなにお子さんが泣き喚いていても、心はそんなに動揺しないでいられるようにもなります。
 
 すると、ご両親の行動を傍から見る限りでは以前と同じ事をされているように見えていても、心が落ち着いていますから子どもの反応が違ってきます。

 だまされたと思ってご両親で一度やってみて下さい。


 また、育て方に問題があるのかとお聞きですが、子育てに関しての色々な実際の場面を見ているわけではないので、正直申し上げてはっきりとは分かりませんが、“世間一般”の子育てをなさっているのであれば、その癇癪と育て方がそんなに関係があるとは思えません。
 酷い癇癪に移行してしまったきっかけも、お子さんが眠たくなった時の親の言葉がけや態度が、子どもに取って気持ちよく眠りに入っていけないものだったというただそれだけの事だったかも知れません。
 親も十人十色、子どもも同様に十人十色の子ども達がいます。

 私は子育てについて、そもそも全く問題のない育て方をしている人がこの世の中に果たしているのか?問題のない育て方ってどんな育て方なのか?と思うのです。
 それは人間で問題のない人間っているのか?という事と同じだろうと思っています。人はそれぞれ不足している部分を持っています。それ故に、私達は神様ではなく人間として存在しているのだろうと考えます。
 そんな完全ではない存在の人間のする子育てですから、問題がある子育てをしているのが“普通”の子育てだろうと思うのです。そこは程度の問題なのではないでしょうか。

 
 その他、精神的に何か問題があるのではとか、一度お医者さんに見てもらった方が良いのではないか、とのお尋ねもありますが、特にメールを読んで感じる事は、ご両親のみならず祖父母の方達のご心配がとても大きいように思います。
 ご自分も含めて周囲の方達にも納得して頂くために、思い切って一度専門の病院で、という方法も排除しない方が良いのではないかとも考えます。

 合計6人の保護者の心配は、心配のエネルギーの量としてはとても大きいものがあります。つまり心配が心配を呼ぶ、というような事です。その心配のエネルギーを断ち切って安心するためにも、です。
 
 そして万が一脳波等に問題があると診断されたとしても、お子さんは二人ともまだ小さいですから、治療も容易でしょうし、次に進めると思うのです。
 毎日毎日苦しいエネルギーの中で子育てをするのよりも、思い切ってお医者さんにいかれるのも一つの方法です。


 しかし、先ずは先にアドバイスさせて頂いた事をしばらく実践なさってみて下さい。その上で、でも全くお子さんの状態に変化が見られない場合として、お考えになられても決して遅くはないと考えます。


 一日も早く辛いしんどい気持ちが和らぐ事を祈っています。そしてご自身が納得して子育てが出来ている、と実感出来る事を応援しています。


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セラピストの主人の著書です。自身が若い頃から感じていた生きづらさに向き合いながらさまざまな心の変容を経験していく中で得た気づきをまとめたもので、私が言うのも何ですが、読むだけで心が緩んで楽になる本になっています。

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