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母子分離ができないことですべてがだめになっているようです

初めまして。
四歳になりたての幼稚園、年少の母です。
昨年の4月から、幼稚園へ通い、一年が経とうとしています。
入園時は多少泣いても仕方ないと覚悟していました。
案の定、入園式は一人だけ席にも着けず集合写真も取れない位に号泣しました。
5月、7月の参観日、お友達はきちんと席に座れるのに母親の私から泣いて離れようとしませんでした。
先生が少しでも教室から離れるだけで、泣いてついて来る
、大人が近くにいないと泣くと先生にも言われていました。
夏休み明け、初日からバス登園でまたもや号泣する日々でした。
秋の運動会も泣きわめいて、一人だけ入場もできませんでした。
とにかく、いつもと雰囲気が違うと不安になる、大人が沢山、見に来る行事は圧倒され泣く、
行事だけではなく、普段も自分が出来ないなぁ 体操とか、
お茶を溢したぁ、とか些細な事でも泣いているそうです。
1日泣きっぱなしの子供はいないといいますが、良く泣くそうです。
幼稚園以外でもお友達の家に親子で遊びに行っても、毎回、ママもそばに来てといいます。
行事があって親子で登園する日は離れるのを嫌がり、教室にも入れない状態です。
仲のいいお友達も出来ているし、失敗したりしてもいいんだよ。お口で困った事は先生に言ってごらん。と言ってますが毎日必ず泣いてしまうそうです。
先生にはサイレンのように泣くと言われた事もあるし、泣いても休まないで来るから偉いよって言ってもらっていますが、いつもの事なので泣いても担任はほったらかして相手に全くしないそうです。

とにかく、親の私が見る限り、泣かなければ、自分の身の回りの事は出来るし、体を動かすのも好きだし、やれば出来る事が多いのに自信がない、不安 で 仕方ないといった感じです。

誉めても叱っても泣き続け、
どう接したらいいのか分かりません。
楽しかったと帰って来ても朝になると泣きます。

他の子と比べてはいけないのですが、毎日みんなが楽しく過ごしているのに
どうしてうちの子供は泣いてばかりなのか、心が折れそうになります。

姉がいますが、きょうだいでも遊びにます。

育て方が厳しいのか甘やかしすぎなのか、それすら分からなくなってきました。

母子分離出来ない事からすべてが駄目になってる気がします。



 入園式の日からずっと泣く子を抱え、大変なエネルギーのいる1年でしたね。本当にお疲れ様です。心が折れそうになるお気持ち痛いほど分かります、、、、。
 褒めても叱っても泣く、楽しかったと帰ってきても朝になると泣くのですものねぇ、なんというかお手上げ、、と言った感じですね(^_^;)

 端から見る“大変そうだな”と思うのと、実際それが我が子となると天と地ぐらいの差があるように感じてしまうのが親の気持ちだと思います。

 その大変さをよく分からせて頂いた上で最終的な私の思う事は、次のように覚悟をされる事ではないかと思います。

 “私は神様からよく泣く子を授かったんだわ。仕方ない、選ばれてしまった。もう逃げられない。このよく泣く子をそのまま引き受けよう”、、、、と。
 
 考えようによっては、泣く子の方が、他の子を傷つけたり、暴言を吐いたり、という子よりは相手が存在しない分“親にとっては多少とも救い”なのでは、と思ったりもしますが、、ちょっと不謹慎かな、、、、(^_^;)
 

 お子さんは戸惑ったり、分からなかったり、恥ずかしかったり、聞きたい事が聞けなかったり、もちろん怖かったり悔しかったりなど等の時に、泣いてしまわれるようですね。

 お子さんが無意識に選んだ、この世の最初の試練の場における身の処し方として“泣く”という方法を、この際はお子さんから取り上げるのではなく、そのままにして、お母さんがその手段をストレスに感じなくてもすむ、という方法を考えられてはどうかなあ、、、と考えます。

 そこで先ず、お子さんは“泣かなければ、自分の身の回りの事は出来るし、体を動かすのも好きだし、やれば出来る事が多いのに自信がない、不安で仕方ないといった感じ”、、、、なのですね。

 この文章は次のようにも言えるわけです。
お子さんは何かにつけてよく泣くけれど、でも自分の身の回りの事は出来ますし、体を動かすのが好きで、やれば出来る事が多い。でも自信がない、不安で仕方ないといった感じ、、、なのですよね。

 従ってお子さんが泣くという事が、もしお母さんに取ってストレスでなかったら、この場合何も問題はないということにもなります、、、、なんて言ってしまうと身も蓋もないのですが、実はこれが最終的には私の一番言いたい事でもあるのです、、、、よ、、、、(^_^;)

 
 そこで本当の事を言ってしまうと、この上記の事を感じたり思ったりされている主体はお母さんですから、“よく泣いて、でも自分の身の回りの事は出来ますし、体を動かすのが好きで、やれば出来る事が多い。でも自信がない、不安で仕方ない”というのは、お子さんではなく実はお母さんの深いところでの有り様、心そのものなのです。

 意識的には気づいていらっしゃらないかも知れませんが、お母さんは何か深いところに“泣きたい”という衝動や、自信のなさや不安で仕方ない気持ちを隠し持っていらっしゃる、、、という事なのです。

 そして、その衝動がお母さんの無意識からお子さんの無意識に伝わっていて、今のお子さんの言動になっているのです。
 と書きながら、私の心に浮かんでいる事は、可能性としては少ないかも知れませんが、お父さんのものの可能性も捨てきれない、という思いです。
 
 一度このアドバイスを読んでくださったら、ご両親でよくお子さんの態度についてどちらの方とよく通じていると思うのか話し合ってみて頂きたいと思います。
 経験上、お子さんの言動を見ていて辛くなり、つい子どもを強く叱ってしまったり、子どもから離れようとしてしまう方の親に近い事が多いです。

 
 以下に親が取るべき実際の行動についてのアドバイスを書きます。
 
 メールの様子から、躾が厳しいとか甘いという問題ではないように感じます。
泣かれるのは親に取ってはとてもストレスですが、子どもの方は泣く事で何かが発散出来ている、と言う“良い面”もあります。
 
 人間は泣く事で悲しみや苦しみを和らげる事が出来、一つの段階を終わらせる事が出来ると言われています。
 例えば大切な人が亡くなった時、泣く事が出来た人は悲しみを抱えながらも何とかその苦しみを乗り越えられると言われますが、一方気丈に振る舞い泣けなかった人は、亡くなった人との本当の意味でのさようならが出来なくて、いつまでも悲しみを引きずり、苦しみをなかなか乗り越えられないとも言われています。

 以前にも泣く事の効果として書いたと思いますが、涙には人間に取ってストレスになる成分が含まれている、という結果が出たというニュースもありました。


 お子さんは褒めても叱っても泣く、朝起きたら泣く、何かあったら泣く、という事ですからそのお子さんの泣くという行為をなんとか止めさせようとするのではなく、泣いているお子さんの顔を見た時はいつも“ああ、いつものように泣いているわ。この子はこうして泣く事で自分を守り慰めているんだわ”また“この子は無意識のところで自分が傷つくのをこうして守りなさいと神様から教えてもらって生まれてきたのかも知れないわ。ちょっとの間見守ってみましょうか”、、、と思ってください。

 上記の言葉を心の中で自分でゆっくりと1回2回繰り返す事で、ご自分の気持ちをその都度落ち着けましょう。
 お母さんの気持ちが落ち着くだけでお子さんの泣く様子は変わります。

 以上書きましたように、お子さんが泣くという事をそんなにネガティブのみに取るのではなく、ポジティブな面も認め、今のお子さんの段階も、いつかは必ず終わりがくるのだから、と自分に言い聞かせ少し冷静に見てあげてください。

 世は無常です。どんな事も変化し続けるというのが絶対的な真理です。特に子どもさんは一日一日成長発達し続ける存在です。いつかは泣かなくなる日がきます。
 私の経験上小さい頃によく泣いた子は大きくなったらその分他の子に比べ涙を見せないように感じます。

 
 その事を肝に銘じつつ、泣き出したら“出来る時は”お家でも幼稚園でも、先ずだっこやハグをしてあげてください。言葉はいりません。頭を撫で、背中を撫でしながら黙ってだっこをしてあげましょう。

 一度、泣き止むまで黙ってだっこをし続けてみるというのも良いと思います。その時に気をつける事は、最初の「○○ちゃんだっこしてあげよう」という言葉の他は言葉を発しないという事です。
 発する言葉は子どもの方から聞かれた事に答える時、また適当にオウム返しをする、ということのみにします。

 とにかく泣き出したら、出来る状態の時はいつも“黙って”だっこをします。お母さんは色々言いたくなるかも知れませんがそこを我慢してひたすら黙ってだっこします。

 不安になられるかも知れません。“こんなにだっこばかりしていたら、だっこの心地よさが癖になりその状態から出られなくなるのでは”とか“これは単なる甘やかしではないか?”等、、、と。
 
 その心配は無用です。だっこによる心身の心地よさの段階を満喫できた、と子どもの無意識が感じたら、子どもの方からお母さんの膝を離れます。必ずです。ご安心ください。

 すこし大雑把に言ってしまうと、乳幼児期から小学生の頃にたっぷりだっこをしてもらった経験者は、親から大きな愛をもらって大きくなるのですから心が満たされていますが、だっこをしてもらうのが足らなかった人は程度にもよりますが、だっこをしてもらいたい要求を心の奥深くでずっと持ち続けます。

 そしてこの欲求不満の程度が、時としてまた子どもの個性により攻撃的な傾向になったり、落ち着きのなさとなったり、不安になったり、自信のなさになったり、何事にも消極的な態度等として表面化してくるのだと考えます。
 
 またこの、人間のだっこをしてもらう欲求が100%満たされている場合は少ないのではないかと思います。ほとんどの人は欲求不満のまま成長しているのだと思っています。
 やがて年齢になり恋愛、結婚等を通じてその欲求を“健全な”形で満たすのが大多数で、その方法がとても性急だったり、分からなかったり、暴力的な方法に訴えたりした人が時としてニュースになったりもするのではないかと考えています。

 私等60歳を過ぎた今でもだっこをしてもらいたいので、主人とハグをしたりまただっこをしてもらうのが大好きです。だっこの欲求不満の代表者みたいなもので(^_^;)


 同時になさってみて頂きたい事としては以下の事です。

 “母子分離出来ない事からすべてが駄目になってる気がする”というこのお母さんご自身の気持ちをよく見つめてみてください。
 
 客観的に考えれば明瞭な事ではありますが、“母子分離が出来ない事から全てが駄目になる”ということは断じてありません。しかしお母さんはそう思われてしまうのですよね。どうしてそのように思ってしまわれるのでしょうか?

 これからしばらくの間、この気持ちをご自身の他の事にも当てはまらないか考えてみてください。

 考える中で“ひょっとして○○なのでは?”等と感じられる事があれば、その事も、時間をかけて自分の中で“暖めて”みてください。この自問自答の中に大抵の場合お子さんの行動の原因、答えが含まれている場合が多いです。

 このお母さんご自身の気づきが進む程度により、お子さんの泣く程度や頻度は確実に変化が見られると確信しております。

 以上どうぞ参考になさって“出来る範囲内で“見守り、また“無理のない範囲内で”頑張ってください。ここでいつでも応援しています。 

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