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怒りっぽい息子

3歳7ヶ月になる息子と、9ヶ月の娘の母親です。

怒りっぽい息子の事で悩んでいます。

私は幼稚園で働いていて、生後7ヶ月から保育園に預けていましたが、昨年の秋に2人目の娘が産まれ、昨年末からは満3歳になった息子も、私の働く幼稚園に通っています。

息子は保育園へ通っていた時から、お友だちに叩いたり、かじったりという事があったのですが、幼稚園に通い始めてからも、毎日毎日叩く・かじる・ヒステリックに泣き叫ぶという事をしない日はなく、どうして良いのか悩んでいます。

とにかく怒りっぽく、自分が通りたい所にいるお友だちに「せまい!あっちいけ!」と突き飛ばしたり、自分が作った積み木をお友だちが壊してしまったら、叩いたり、追いかけてかじったり…
もう毎日毎日…

誰にも怒ったり叩いたりしない日はないんです。

何でもキッチリとやりたがり、こだわりも強く、チョロチョロもしていたし、衝動的で怒ることが多いので、発達障害かな…?と思い職場の先生方や、3歳児検診などで専門の医師にも相談もしましたが、発達障害ではないとの事でした。

3月までは「お母さん、赤ちゃん抱っこしないで」と言っていました。
トイレにも行けるし、着替えもできるし、ご飯も食べられるし、自分でできるけど、妹が産まれたことで、寂しくなったり、赤ちゃん返りをしているのかな…と思い、「お母さん抱っこ」「ご飯食べさせて」「服着れない」「トイレ1人じゃ寂しい」…お兄ちゃんの要求は出来るだけ聞いて、全てをお兄ちゃん優先にしてきたつもりです。
靴下が履けない、作っている積み木が倒れてしまった、出かけるよと声をかけると「まだ遊ぶ」とヒステリックに泣いたり怒ったりしますが、妹にはとても優しく、叩いたり、かじったりしたことは一度もありません。

でも、最近は下の娘も動き回るようになり、後追いも始まり、お兄ちゃんの要求はなるべく聞いてあげるけど、ヒステリックな泣き叫びプラス私の職場に息子がいて全て見えてしまうので、つい「明日はお友だちと仲良くしようね」「叩いたりかじったりしたら、幼稚園に行けなくなるからね」と、イライラしてしまい毎日怒ってしまっています。

数ヶ月は、赤ちゃんが産まれたり、保育園から幼稚園になったり、環境の変化でストレスになったんだろう…と、怒らず優しく「明日は仲良くしようね〜」と言っていたのですが、息子のお友だちへの、怒る・叩く・かじるが一向に止まず、「毎日仲良ししようって言ってるのに、どうして分からないの!!」と怒鳴ってしまいます。

育児書を読んだり、インターネットで検索したり、怒らないのが良いことは分かっているのに…
毎日毎日繰り返されて、怒らないではいられないんです。

どうしたら良いのかわかりません。

どうかアドバイスをお願い致します。




 これは、、、とても辛い子育てをしていらっしゃいますね、、、。

 先ずご自分の幼稚園にお子さんがいらっしゃる、という事実が辛いと思います、、、。お母さんに取っては全く息が抜けないというか、、、。
 
 一般的には幼稚園では色々あったにしても、その事を目の当たりにしていないので、親は勝手に“きっと何とかやっているのだろう”と思って、子どもがいない時にはそれなりにホッと出来ているわけです。

 それがずっと見えているのですから、、、とてもお辛いと思います。

 お子さんと同じ幼稚園という現実は代えられないのでしょうか?違う園になればそれだけでも大分違うと思うのですが、、、。

 その方策を先ず第一番に考えられる事をお勧めします。

 その上で、息子さんを怒ってしまう、ということを余り気に病まないで良いと思います。今のこの時は、お子さんは“あなたの中の怒り”を引き出す、という役割を神様に申し遣ってこの世に生を受けられた存在なのだと思われる事です。

 今は、少なくともお母さんが“怒鳴ってしまう”時は、お子さんに取って“優しい良いお母さん”でなくても良いのだわ、と思って下さい。
 怒鳴らないで冷静に対処出来るのならそれがベストですが、出来ないのですからしょうがないです。
 神様ではないのですから万能ではありません。こういう状態のお子さんのお母さんとして、自分の力足らずを潔く諦めましょう。人生の中で時にはそういう事もあります。

 今の状態のお子さんには、お母さんがご自分を抑えた、優しくて良いお母さんは適当ではないということです。鬼のような形相で怒ってしまう自分を許しましょう。神様がそうしておられるのだから、、、と、そういうふうに思って下さい。

 実際叩く、怒る、かじるという行為は集団の中では許されないのだ、ということを繰り返し言い聞かせる必要があります。親として当然の事で、取るべき躾です。
 ご自分を奮い立たせて、意識的にしっかり叱って言い聞かせる時です。

 頑張って下さい。

 その時に必要な事としては、怒りの感情に飲み込まれない、という事です。“我が子を怒っている自分を観察しているもう一人の冷静な自分”がいますので、その冷静な自分を自分の心の中で感じて下さい。

 この“もう一人の冷静な自分”は誰の心の中にもいます。いつもは誰も意識的には気がつかないフリをしてその存在を無視しています。
 でもゆっくりと自分の心を見つめていると必ず分ります。冷静な(醒めている)“もう一人の自分”が必ずいます。

 初めの内は子どもを叱っている時には全く見当たらなくて、子どもが寝てしまってから気づく事も多いでしょうが、少しずつ練習しているうちに怒っている時に意識出来るようになります。

 また、冷静な自分でいられる時には3才7ヶ月なりのお子さんの言い分を聞いて上げましょう。例えばこうです。

 お母さん「今日幼稚園で○○ちゃんを叩いたよね。どうして叩いたの?」
 お子さん「だって○○ちゃんが邪魔したんだもん」
 お母さん「あらそうなの。○○ちゃんがあなたの邪魔をしたの?そうだったの。あなたは何をしたかったの?」
 お子さん「僕は△△をしたかったんだよ」
 お母さん「そうなのあなたは△△がしたかったのね。そうだったの。△△がしたかったんだ。出来なくて残念だったね」
 お子さん「僕は△△が好きなんだ」
 お母さん「そうなの△△が好きなんだね」
 お子さん「そう、△△をしたかったのに○○ちゃんが、、、、」
 お母さん「そうなの。△△をしたかったのに○○ちゃんが邪魔をしたのね。残念だったね。出来なくて嫌だったね。その気持ちお母さんも分るよ」
 お子さん「そう△△がしたかった」
 お母さん「そうだね。△△したかったね。今度△△したいと思って○○ちゃんが邪魔をしたら、僕は△△がしたいんだ。○○ちゃんも一緒にしようって言ってみたら?一人でするより二人でした方がもっと楽しいと思うよ」

 というふうに、丁寧に丁寧にお子さんの簡単な一言を逃さないでキャッチして、その言葉を繰り返すことにより、お子さん自身も余り意識出来ていない自分の気持ちを言葉で表現して上げて頂きたいのです。

 子ども達は自分の心の中のある種の衝動を、簡単な言葉でお母さんに表現してもらう事でとても落ち着きます。
 子育てを冷静に見る事が出来る立場になって初めて分る事ですが、私たちは往々にしてそれが出来ていない事が多いです。
 上記のようなオウム返しの会話の中で徐々に分って来る子どもの“本当にしたかった事”を「そうか、あなたは本当は○○がしたかったんだね」とか「あなたは○○ちゃんに××されるのが嫌だったんだね」と、はっきりと言葉でお母さんに言ってもらう事で、子どもはお母さんに自分の気持ちが理解してもらえた、認めてもらえたと思えて、心が落ち着き、次に進む事が出来るのです。

 また例えば、子どもが「痛い!」と言っているのに「そんな事ぐらい大した事ないじゃない。痛くないでしょ、我慢しなさい」というふうに言ったりされた事はなかったでしょうか?
 
 ここで子どもとお母さんの心がすれ違います。
子どもは「痛い」と言っているのですから痛かったのです。だからその時の言葉は「痛かったねえ。痛いの痛いの飛んでいけー!」で、子どもの痛さが和らぐのです。

 それを、かつて私はとても無意識で、子どもが「痛い」と言った時に「痛くないでしょそれぐらい。」と言って育てていました。今にして思えば本当に小さかった子ども達に、申し訳ない事だったと後悔しきりです、、、(^_^;)

 でも思うのですが、私のようなお母さんはきっと沢山いらっしゃるのではないか、、と。
 それは、私たち自身が無意識な親にそう言われて、気持ちを分ってもらう事なく育てられた結果なのです。これは真実です。
 
 だからそういう自分を決して責める必要はありません。親から無意識にもらったもので、親はまたその親に、、、というふうに代々無意識に伝わってきたものなのです。

 この構図に気づく事が即ち“輪廻”を断ち切る事でもあり、よく言われる“目覚め”でもあります。今私たちがこの事をしっかり意識する事で、子どもから孫へ無意識に伝わる事を断ち切る事が出来ます。

 意識していて下さい。

 大変でしょうが、ちょっと力を抜いて、鬼のような自分を許して、良い母ではない自分を許して、一日一日を何とか乗り切って下さい。

 そうこうしている内に、必ず何かの変化があるはずです。子ども達は毎日成長します。このまま同じ状態でいる、ということは不可能な事ですから。
 世は無常です。常ではないのです。常に変化します。

 私はあなたの強い味方です。

 いつもここで応援しています。

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