しずか先生のインターネット幼児教室

幼児教育歴30年のしずか先生の子育て・教育相談ブログ。子育て中のお母さん、お父さんに少しでも力になれればと思っています。お気軽にご相談をお寄せ下さい。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

私の育て方に問題があるのでしょうか?

 2歳9ヶ月の男の子がいます。高齢出産で息子を授かり、生まれてきてくれた
事に日々感謝しています。子供の頃から軽度のアトピーがあり、常に身体を掻いている状態でした。夜も痒みの為に眠れない事も多かったです。それも原因の1つなのか、かなり小さい頃から癇が強く、ぐずる事も度々でした。いつも後になって眠かったのね等理由に気がつくのですが、その時には自分もついイライラしてしまっていました。(大きな声も出したり、子供を否定する暴言も吐いてしまいました)それでも、遠くの公園まで自転車で出かけたり、楽しい事もたくさんありました。夫や義父母、実父母の助けも十分にありました。
 
 2歳過ぎた辺りからご近所のお友達と遊ぶのも困難になる程育児や家事がせい
いっぱいになってきました。気に入らない事があるとすぐに癇癪を起こし、小さいこだわりに添っていないといちいち床に大の字になって大泣きします。気に入らないと物を投げ、大声をあげます。(これは私の真似をしているのではと思います。)肌着1つ着せるにも袖を通すのが嫌だと泣いたり、別の色が良いと泣いたり、私と2人の時には外でもそれをする事があり、ほぼ四六時中何かにぐずぐずと言っている状態で
す。ここしばらくは、時々この子を可愛くないと思ってしまう事もあり、2人になるとドキドキして気持ちが休まる事がなくなり、夜もいつ起きてぐずるのかと気になりぐっすり眠れない状態です。

 時々義実家や実家に預かってもらっていますが、その間は多少わがままな一面
があるけれど、目立つ程ぐずったり、大声をあげたりする事はないそうです。実家の母は「ママが帰ってくると甘えてぐずるのね」と言っていました。夫も私がいる時といない時で様子が違うと言っています。私について思い当たるのは、きっちりとした決まりを持って子育て出来ていないと思う、子供をなだめたりする余裕がなく、ぐずると他の用事を始めて逃避してしまう、あまりに癇癪が長い時は大声をあげて「いい加減にして!」などと私自身も癇癪を起こしてしまう。テレビも観られない状態なので特に楽しみが無く、パソコンや携帯で自分の興味がある記事を読むことで癒している事が多い、1人になりたいと考えてしまう事も多いです。

 子供は癇癪は起こすものの、ママママともずっと言っていて抱っこをせがむことも多いです。可能な限り抱っこもしているつもりですが、心の底では(しんどいなあ)と思ってしまっています。習い事を1つしていますが、すぐにママーと言ってこちらに来てしまい、きっちり参加する事ができません。他のお子さんはとても楽しそうに先生の言う事にきっちり従っています。そういうお子さんのお母さんは私から見てもとても穏やかな感じの方に見えます。1人で勝手に走り回ったり、一切指示に従えないのはやはり母親である私の性格や育て方に問題があるのかもしれないと思い始めています。私自身も自分の性格を好きとは言えず、出来れば楽天的な気持ちの安定した子に育って欲しいと思い、これからでも修正出来ないかなと思っており
ます。ご指導を宜しくお願い致します。

                                    
 先ずお気持ちお察し致します、、、。

 
 先ず言える事は“子どもってそんなもんなんですよ”ということです。子育てとはそんなものですよ。

 2才9ヶ月ですから、所謂第一反抗期の時期です。手を焼く時期なのです。イヤになるし怒鳴りたくもなるし、叩きたくもなる、そんな時なのです。“子育て戦争”という言葉がありますが、正しくそのまっただ中におられると思って下さい。

 メールを読ませて頂いて感じる事は、お母さんの子育ての姿勢が“逃げ、逃避”になってしまっていて、それを無意識に察知したお子さんの無意識に追っかけられているなあ、、という事です。

 “この言う事を聞かないのがイヤだなあ、早くなんとか納まってくれないかなあ”とか“こんなどうでもいい事でまた泣き出した、もう面倒くさいなあ”という本音があり、ねっ転がって手足バタバタして抵抗しているその場の子どもさんに対峙出来ていない状況が続いているのですね、、、、、(^_^;)

 本当に子育てってしんどいですよね。

 よ〜く分ります、、、(^_^;)

 私等今でも思うのですが、あの辛かった子育ての時よく子どもに虐待をしないでなんとか育ててこられたもんだ、と内心冷や汗ものです。せっぱつまった時って、母親であれば誰でも我が子を発作的に虐待してしまう可能性があるのではないか、と感じています。

 何を言いたいかと言いますと、今のあなたのような状態で毎日子育てに必死で向かい合っていらっしゃるお母さんは五万といますよ、ということです。決して自分だけが悪い母親で習い事で見受けられる他所のお母さんは子育てに余裕を感じていらっしゃるというわけではないのですよ、ということです。

 だから余り子育ての上手ではない自分を責めないで下さい、ということを声を大にして言いたいです。

 その上で以下の事をアドバイス致します。
ちょっと子育てに開き直ってみましょう。早く泣き止まないかなとか、何とかして泣き止ませなきゃ、、、と思う代わりに、今目の前でギャアギャア泣いている子の頭の先から足の先までじっくりと観察してみましょう。
 泣いている子、いつまでもグズグズしている子をゆっくり観察しましょう。
  頭の様子は?後頭部はいつもと変わりないですか?
  次に顔に移ります。額は?眉は?目は?鼻は?頬は?口は?顎は?耳は?
  全体的な顔の表情はどんなですか?何かに似ていませんか?どんな事が思う浮かびますか?
  次は手です。両方の手をじっくり観察しましょう。何か変わった事はありませんか?出来れば爪も観察しましょう。
  次は体の前面です。胸の辺りは?腹の辺全体は?
  次は体の背面です。お尻は?背中は?首の辺りは?
  次は足です。片方ずつじっくりと観察しましょう。

 という具合に、泣いている子の全身を冷静にどんな様子かしっかり観察しましょう。なにかいつもと違うような体の部位があればそこに黙ってじっと手を当ててやります。

 子どもが反抗しパニックになっている時に、母親が黙って子どもの様子を観察しようという視点に立てる、ということの意味は、少しの隙間もない母子の密着し過ぎた関係に、ほんの少しだけ距離が取れ、その分だけ親子ともに冷静になれるということでもあります。
 そしてその観察を、頭のテッペンから足の先迄する、という事はその分の時間が心理的な“間”になる、ということでもあり、パニックのエネルギーが変化するということでもあります。
 
 この事は夫婦ゲンカでも同様のメカニズムが存在しますから、妻が、激高している夫を少し観察しようという体勢になると、それだけでも夫の行動は大抵トーンダウンします。

 この時は基本的にはお母さんからの言葉は不要です。お子さんが何か叫んだとしたら、その言葉を1、2回繰り返してやります。例えば「イヤ!」と言ったなら「そうなの。あなたは○○がイヤなんだね。」と、子どもの言葉を“オウム返し”をしてやれば良いのです。

※オウム返し”の会話つきましては、(続)幼稚園の先生に長女がいじめをしていると言われましたをご覧下さい。

 このオウム返しの意味は、子ども自身も多分自分の気持ちが本当はどうなのか余りよく分かっていない事もままありますので、“イヤ!”とか“きらい!”という一言に象徴される、子どものその時点での拒否の気持ちや怒りの気持ちを、お母さんがそのまま受け入れるよ、という象徴として子どもが発した言葉をそのまま優しく投げかける事で、子どもの心を落ち着かせる、という事です。

 同じように上記の事は夫婦ゲンカでももちろん言える事です。

 また自分の気に入らない色の服がイヤだと言ってごねたりする時には、1、2回ぐらいは「じゃあこっちにする?」と違うものを提供し、それでも納得しないでグズグズ言う時は、それこそもうお手上げ状態になり、「残念でした。もう他の服がないの。あ〜あ、残念。これを着ようね。」と、同じ台詞を冷静にしかしはっきりと何回も言い続けます。
 壊れたレコードのように「もう服はありません。だからこれを着ましょう。」と一歩も引いてはいけません。ポイントは感情的にならないことと、妥協しない事です。
 この部分が躾の基本でもありますから、時間もエネルギーも一番かかるところです。一番大変なところですので、ここは逃げないで頑張ってほしいのです。「子育て戦争」ですから。

 親が“私はここは一歩も引きませんよ”という毅然とした態度を示すと、子どもは大抵“今はこれ以上いくらごねても効果がないかな”と察します。
 子どもの、この“察する力”についてはとても不思議で、私は時々、子どもは多分神様から教えてもらっているんじゃないかな、なんて思う事もあります(^_^)

 それゆえ、躾は同じ事を同じように言う、またはするということが不可欠なのです。その時の不可欠の要素は壊れたレコードのように繰り返すという事です。

 繰り返しますが、あなたが自分で感じている子育てに対する自信のなさはあって良い、と思って下さい。自信のない自分を否定したり責めたりするのは何の意味もありません。疲れるだけです。
 
 子育てに自信のない自分を認め、許しましょう。良いのですよ。そんな母親でも。私もそうでした。これからですから。これから何十年母親業は続きます。ゆっくりやりましょう。そのうちきっと上手になりますよ(^_^)
 
 子どもの良い母親になれるように、という気持ちを持ち続けて、その為の自分なりの努力は出来る範囲内で続けましょう。諦めなければ良いのです。
 
 今更ですが、30才を過ぎて3人の子どもの母になった私の娘は「私はお母さんの娘で良かった」って言ってくれるんです。あんな酷い母親だったのに、、、(^_^;)

 “子を持って知る親の恩”という言葉を、まさしく娘も実感してるのではないかと思うのです。        


 だからあなたも大丈夫です。ここで応援しています。

-----

次の記事も参考にして下さい。

力加減を教える&泣き叫ぶ子どもを抱きしめると泣くことを助長しないか?
とにかく泣き叫ぶのです
泣き叫ぶ子ども〜2
泣き叫ぶ子ども

※オウム返し”の会話つきましては、(続)幼稚園の先生に長女がいじめをしていると言われましたをご覧下さい。

-----

最後まで読んで下さってありがとうございます。下記のバナーをクリックお願い致します。
  ↓↓↓
にほんブログ村 子育てブログ 幼児育児へ
にほんブログ村

-----

ご相談のメールは右上のメールフォームか shizuka@hi-ho.ne.jp宛にメールでお願い致します。その際、タイトル(件名)は「無料相談」として下さい。個別のご相談を希望される方は、電子メール、スカイプ・電話による育児・教育相談(有料)をご利用下さい。

-----

「しずか先生のインターネット幼児教室」では同名の無料メールマガジンを発行しています。ブログの最新記事をブログ更新と同時に配信するとともに、過去の人気記事も随時配信していきます。購読のお申し込みはこちらからお願い致します。
関連記事

Comment

変化がありました! 

先生、以前はご回答を頂き、本当に有難うございました。現在息子は3歳半になりました。息子の事はずっと愛してきたつもりでしたが、私は本当の意味で向き合っていなかったと最近気が付きました。(一緒にいて楽しい!)と思い始めてから息子は劇的に変わりました。いい子のふるまいを一切しなかった息子、1日の大半機嫌が悪かったのに、今は確実に機嫌がよい時間が勝っています。子育てが楽しいと感じたのはここに来てようやくです。息子からも愛情を感じます。言葉からも行動からも!本当に有難うございました。「ここで応援しています」という言葉、とても嬉しかったです。4月から幼稚園、さらに息子が楽しい日々を過ごせる様に、私も頑張ります。
  • posted by Yママ 
  • URL 
  • 2013.04/01 00:14分 
  • [Edit]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

おおすみしずか

Author:おおすみしずか
「しずか先生の幼児教室」でおなじみの おおすみしずか がお届けする、無料の子育て・教育相談ブログです。子育て中のお母さん・お父さんに少しでも力になれればと思っています。

幼稚園・小学校受験、知能開発から、通常の育児・教育に関する疑問、夫婦間の問題をはじめとした人生相談などなど、どんなことでも結構ですので、メールや右横の投稿フォームからお気軽にご相談をお寄せ下さい。ぼちぼちお答えしていきます。

初めて来られた方は最初の記事(活動再開!)プロフィールからご覧下さい。

「しずか先生の幼児教室」と おおすみしずか についての詳しいことは「しずか先生の幼児教室」のホームページもご覧下さい。

著書紹介

大阪で受験指導をしていた20年間の集大成です。小学校受験に興味のある方だけでなく、子供さんの早期教育、知能開発に興味ある方には参考になる情報満載です。

セラピストの主人の著書です。自身が若い頃から感じていた生きづらさに向き合いながらさまざまな心の変容を経験していく中で得た気づきをまとめたもので、私が言うのも何ですが、読むだけで心が緩んで楽になる本になっています。

人気記事ランキング

検索フォーム

QRコード

QR

FC2カウンター

オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

右サイドメニュー

ご相談受付

ご相談のメールは下記のメールフォームか shizuka@hi-ho.ne.jp宛にメールでお願い致します。メールの場合はタイトル(件名)を「無料相談」として下さい。読んで下さったご感想もお寄せ下さい。ご感想はコメント欄でもお待ちしています。
現在、相談業務多忙につき、ご相談への回答まで半年〜1年程度かかっています。お急ぎのご相談は電子メール、スカイプ・電話による育児・教育相談(有料)をご利用下さい。

名前:
メール:
件名:
本文:

個別のご相談を希望される方は、電子メール、スカイプ・電話による育児・教育相談(有料)をご利用下さい。

最新記事

最新トラックバック

全記事表示リンク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。