しずか先生のインターネット幼児教室

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子供が親を軽んじる、愚弄するときの叱り方

しずか先生、初めまして。
現在7歳の子供(女の子)を持つ、母親です。
子供の叱り方が難しくて困っております。

できるだけ、叱ることは避けようと思ってますが、、
どうしても、ここだけは許せないと思う部分があるのです。
子供が親を軽んじるような発言、行動、愚弄したりするとき。。

うちの子は、思い通りにならなりと足で親を踏みつけたり、かんだり、蹴ったり、髪をひっぱったり、、親に暴力をふるいます。私も時々、我慢できなくなって、背中をたたいたり、ほっぺをたたいたりしてしまいます。でも、そのあとで、すごく自己嫌悪に陥り、無気力になってしまい、私自身が自分の頭をたたいてしまったり、、落ち込んで、何もする気になれなくなります。

どうしてこういう子になってしまったのでしょうか?私が甘く育ててしまったのか。父親の前では、そういう姿は見せず、おりこうにしているので、どんなに主人にこの状況を話してもわかってもらえず。

子供がこういう行動を起こした時は、どんな叱り方をしたらよいでしょうか?教えてください。よろしくお願いしします。



 先ず何よりも分って頂きたい事は、 お母さんに対するどんな罵倒やどんな乱暴な行動も全て「私を愛して!」という深い深いお母さんの愛を求める気持ちが変化したものです。例外は何一つありません。これは本当の事です。

 この大きなポイントを、この際しっかり理解して下さい。

 子どもの言葉や行動はどんなものも、最終的には「お母さん、私の方を見て!私の事を認めて!私のしている事を見て!私の気持ちを認めて!誉めて!私を愛して!」というメッセージです。
 
 この、子どもの切なる願い、優しいお母さんを慕う気持ちをいつも忘れないでいて欲しいと思います。

 お子さんは生まれてからずっと変わりなく、暖かいお母さんの愛を求めていたのです。そしてもちろんですが、今現在も。
 目に見える暴力や暴言の奥には、目に見えない「お母さん、こっち向いて!お母さん私を愛して!」とあなたの愛を切なく求めるお子さんの願いが隠れているのです。    
 これは間違いのない真実です。
 
 そしてこれは人間であれば誰でも当てはまります。すでに母の亡くなった私でさえも、ある意味今でも母の無償の愛を求めているのですから。もちろんあなたご自身も!
 
 そう言う意味で、あなたがご主人に訴えられる“私に対する娘のひどい行動を分って欲しい”と思われる気持ちは、娘さんがあなたに対して“私の気持ちを分ってよ!”と思う気持ちと同じものです。
 何故なら、あなたはご主人に対して“私の言っている事を本当の事だと認めて!”と求めていらっしゃいます。

 しかし、少し先を想像してみて下さい。仮にご主人にそれが理解してもらえたとして、それから先どういう展開が考えられますか?ご主人に娘さんを叱ってもらいますか?それではたして娘さんの行動がなくなるでしょうか?

 時に娘さんの行動が一時的になくなる事もあるかも知れません。でもそれは娘さんの行動と、行動の奥にあるもっと大きな気持ちを、ある意味力ずくで押さえつける事になるだけです。

 そうなると娘さんの気持ちは親に対する絶望感、引いては世の大人に対する不信感へとなり、それにつれて行動の変化もより大きくなります。(すねたりひがんだり、暴力をふるったり)
 そして気持ちの問題は置き去りにされ潜在化して、将来的にはもっと深刻な形で表面化してくる可能性が大です。

 話を元に戻しましょう。
お母さんはお子さんのそういう気持ち(私を認めて!)に気づけませんでした。お母さんの無意識と、お子さんの真直ぐにお母さんの愛を求める気持ちが、ずっとすれ違っていました。おそらく今現在もまだすれ違っているでしょう。

 (余談ですが、私が回答に向かい始めたここ一週間ぐらい前からは、少しだけでしょうが娘さんの深いところは軟化している可能性も考えられます。私の無意識とあなたの無意識と娘さんの無意識がひっかかりを持ち始めていますから。世界は全てにおいて繋がっています(^_^))

 やがてお子さんは“お母さんはちっとも私の気持ちに気づいてくれない!”と、がっかりし、絶望し、すねて、より過激な形で「私を愛して!」「私の寂しい気持ちを分って!!」「お願いだからこっち向いて!!」という心の叫びとしての、罵倒や乱暴な行動にと、変化したのです。

 それゆえ、子どもが「お母さん大好き!」と言う時よりも「お母さん大嫌い!」と言うようになった時の方が、実はお母さんの愛を求める度合いは大きいのです。今のお子さんがこの状態です。

 好きと嫌いは同じと言われる理由がここにあります。愛する人が憎らしいという気持ちに変化するのも同じメカニズムを含んでいます。奥に隠れている“私を認めて!私を愛して!”は、目に見えません。

 お母さんを蹴って、髪の毛を引っ張る事の背後にある「お母さんこっち向いて、私を愛して!」「ここにいる私の存在を認めて!」という、強烈なお母さんの愛を求めるお子さんの魂の叫びが感じられますか?

 どうしてこんな子どもになってしまったのか?とお尋ねですが、このような経過を経ての、今のお子さんの現実の姿があります。

 
 結果、今は多分どうして良いか分らなくなっていらっしゃると思います。
自分としては今まで一生懸命頑張ってきたつもりなのに、我が子のこの行動は全く解せない。叱っても誉めてもうまくいかないし、だんだん酷くなって来る。
 
 何をどうすれば娘が素直な子に育ってくれるのかさっぱり分らない、どうしようー!と叫びたくなる気持ち、もういい加減にして!と言いたくなる絶望的な気持ち、、、本当によく分かります。

 
 さてこれからですが、ここしばらくの間は何を言われても何をされても「お母さんはあなたの事を愛してるよ」のワンフレーズを繰り返し言い、ただ娘さんを力ずくで暖かく優しく抱きしめてあげて下さい。
 
 始めの内はびっくりして嫌がったりする事も考えられますが、多少抵抗されても、まだお母さんの方が娘さんよりも力が強いでしょうから、余り何も考えずに優しくギュッと抱きしめましょう。


 お子さんにすればお母さんの行動の変化に戸惑って当たり前だろうと思います。どうぞ焦ることなく、ゆっくりと取り組んでみて下さい。
 しばらくの間お母さんとしては「お母さんはあなたを愛してるよ。あなたが好きだよ。あなたが私の子どもとして生まれて来てくれた事が嬉しいよ」という言葉をかけ続けてあげて下さい。
 
 この子を全身全霊で愛し、育て直していくのだ、という事を肝に銘じて“抱きしめる”という事に専念して下さい。
 
 お子さんを抱きしめる事は、即ちあなた自身をも抱きしめる事です。あなたの癒されていない部分を癒す事にもなります。ある意味我が子の育て直しをする事を通じて自分自身の“育て直し”をしているのだと思って下さい。
 
 そして同時にその間、全身を目にして、耳にして、お子さんの様子をじっくり観察して下さい。出来れば自分自身の観察も。

 その上で、でも7歳のお子さんは年齢なりの社会生活があります。その為に基本的生活習慣を始めとする色々な躾は当然必要です。
 七つ誉めて三つ叱る、と昔から言われています。叱る事がいけないのではありません。
 あくまでもお子さんの存在は認めつつ、でも、お子さんのする事は拒否するのです。

 その為の実際の言葉は次の通りです。
 
 「お母さんはあなたが大好きだよ。愛してるよ。でも髪の毛を引っ張るのは止めて」
 「お母さんはあなたが大好きだよ。愛してるよ。でも噛むのは止めて」
 「お母さんはあなたが大好きだよ。愛してるよ。でも蹴るのは止めて」
 「お母さんはあなたが大好きだよ。愛してるよ。でも○○は買いません」と、きちんと言い、お子さんの行為を止めさせて優しく抱きしめてあげて下さい。
 
 抱きしめを続けるうちに、お子さんの言葉と行動は、徐々にですが必ず変化していきます。何ヶ月と言わず、何年もかけるつもりでお子さんを抱きしめて上げましょう。

 考えても見て下さい。お子さんがお生まれになってから今までの、お母さんとお子さんの気持ちのすれ違った結果が今のお子さんの有り様です。7年間の日常のやり取りの積み重ねが今の状態なのです。
 大事な事は結果を焦らない事です。
 
 
 ところで私が勝手に思うことですが、多分お母さんご自身も同じようにして育って来られたのではないかと推察致します。あるいはご自身のお母さんも、さらにはおばあちゃんも同様なすれ違いの環境の中で育たれたのかも知れません。

 輪廻とでも言える状態になってしまっているのかも、、、と思ったりもします。

 でも、これは決してあなたが悪い訳ではありません。神様が今の状態にされたのだと思って下さい。あなたはそういうあなたでなくては大きくなれなかったのです。

 そうじゃなかったら今のあなたの肉体としての存在は無かったかも知れません。と言ってから、、、、、ふと、これは実は私自身の事だな、、、と(^_^;)

 子育てとしては、あなたと私の有り様は時代も含めて色々違ってはいるでしょうが、無意識の中で生きていて、無意識の中での子育てをしてきた、という意味ではあなたと私は全く同じです。
 
 あなたは私であり、私は即ちあなたです。
だから、今のあなたの戸惑いの気持ちはとてもよく分かります。


 上記を参考にされつつ、同時に“自分で自分を認める事”を練習しましょう。
要はご主人に認められなくても、周囲に認められなくても、自分で自分を認める事が出来ればそれで全く問題はないのです。

 自分で自分を認める事が出来ないから、それを周囲に肩代わりして認めてもらおうとしてしまうのです。よく考えてみればそれは経験済みですが無理な話ではあります(^_^;)

 そんなしんどい事をするより自分で練習しましょう。それが一番です。自分で自分の頭を撫でて「あなたはよく頑張っているよ。一生懸命やってるよ。えらいえらい。」と言い、自分で自分を抱きしめましょう。

 誰も見ていません。誰もあなたを“バカな事をしているわ”等とからかったりもしません。大丈夫です。一度是非やってみて下さい。
 頭で考えている以上の効果が得られますから。

 そして出来れば“自分を許す”という事を少しずつでも良いですから考えてみて下さい。自分を許すとは、例えばどういう事なのか?というような事から考え始める、、でも良いと思います。
 日常生活を送りつつ、少しずつ振り返ってみられる事をお勧めします。

 
 いまの時点で私があなたに出来るアドバイスはこんなところです。
当面はご自分の出来る範囲内で上記の事を試してみて下さい。そしてお子さんの変化などが見られたら、またメール等頂けると嬉しいです。

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