しずか先生のインターネット幼児教室

幼児教育歴30年のしずか先生の子育て・教育相談ブログ。子育て中のお母さん、お父さんに少しでも力になれればと思っています。お気軽にご相談をお寄せ下さい。

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子どもの焼きもちで夫婦の会話ができません

しずか先生、はじめまして。
私には夫と4歳9カ月の娘がいます。結婚4年目に娘が生まれました。
ご相談は、3人でいると問題が発生し、悩んでいることです。

どういう組み合わせでも二人でいる時はいい関係ですが、それが3人になると、まず私と夫が少しでも話したり、具合が悪くて背中をちょっとさすってもらったりするだけで、娘がとても焼きもちをやいて「パパとママばっかりで何話してるの!」とか「パパ行っちゃダメ!」「○○ちゃんと話して!」と強く言うので、夫婦で当たり前の会話や日常の相談などもろくにできず、私はどんどん不満がたまっていきます。娘は一人っ子なので家での遊びは親が相手。いつも中心に自分がいないと気がすみません。「これはお家の話だからどうしてもしないといけない」と言い聞かせてもなかなか落ち着いて話をさせてくれません。夫は子どもはこんなもんと言いますが、普通の会話さえさせてもらえない私は子どもに「いつもあなたが中心じゃない」と怒ってしまいます。子どもが寝てから話しましょうなどとよく言われますが、仕事の関係でなかなか普段は時間も合わず、ようやく一カ月に1度か2度あるかないかの3人そろっての休みには、私も普段から解放されて夫とも話したいのにそんな調子なのでイライラしてきます。

夫はそんな娘を根気よく丁寧に教えているのですが、私の方がイライラして粗野な態度をとってしまい自己嫌悪です。夫は私が病気や仕事で家事や育児ができないときは積極的にやってくれますが、それなのに今度は娘が「ママがいい~!」「パパじゃヤダ~!」と泣きわめくこともあります。夫は会社でも中間管理職のストレス、家でも楽にできないストレスを休みの日ようやく一緒に夕食を取れるという時に、大好きなワインを一本近く飲んで発散させようとします。お酒が入ってしまうと、ようやく話せたと思っても次の日には忘れられていることが多々あったり、普段は温和な夫と話が噛み合わず言い争いになることさえあり悲しくなります。

私の過去の話になりますが、私は物心ついたときから父がいなく、祖父母と母の4人家族でした。母は祖父母とウマが合わずすぐ喧嘩をしてヒステリーを起こすようなひとでした。私の事は自己都合で愛し、私が甘えたいときには突っぱね返すようなひとでした。ですから、つまり私は娘が夫と楽しそうに話しているのを見ると「いいなあ。」と私が焼きもちをやいているのかも知れません。

娘は私に怒られると夫へ逃げ道がある。逆もあります。娘には良いことだと思う反面、私が昔、理不尽に怒られても、父親がかばってくれるなんてなかったし、母の考えが世界の考えだと思うくらい逃げ場のない狭い世界で育ったことを思い出しては、その苦しみを分かってよと言わんばかりに夫に八つ当たりするどうしようもない私がいます。このことは夫に話してあり、大人になりきっていない自分がいて、こういう風に思っているんだねと夫に完全に受け入れてもらいたいのが本心ですが、普通の家庭に育った夫には私が複雑すぎて「可哀そうだと思うけど同じ人じゃないから完全には無理」と言われました。娘は幼稚園やお友達の間では譲ってあげたり優しいいい子です。それを家で発散させているのだと思いますが、私がそれを全部受け入れてあげられず、子どものわがままを許せない私はどうしたら変われるのか、また娘が同じ道を歩まないためにもどうかアドバイスをお願いします。すみません、簡潔にまとめられませんでした。




 ご自分の事がある程度のところまで分かっていらっしゃいますね。その事自体はとても良い事です。今あなたがおかれている心理的な部分と、これからどのように考えて行動すれば苦しくならないで子育て、また日常生活を送る事が出来るのか、ということのアドバイスをさせていただきたいと思います。

 結論を先に言えば、娘さんの言動の元はお母さんご自身の育ってこられた有り様に起因していると思われます。でもだからと言って誤解しないで欲しいのは、決してお母さんが悪い言っているのではありません。
 お母さんもお小さい頃は一生懸命ご自分のお母さんに認められたくて、でも認めてもらえない辛さを隠し持ちながら成長されたのです。

 そしてこれは普通一般的には誰でもそうであるように、自分が育てられたように育てて“しまう”のです。一生懸命に自分の母親のようになってはいけないと思えば思うほどそうなってしまう、とか気がついたらそうなってしまっていた、という感じでしょうか。
 これは私の経験上はっきり言える事です。

 そういう自分を自分で許す事が出来なくて自己嫌悪に陥ったり、必要以上に否定しようとしたり、あるいは私は母親よりもマシ(私の場合はこれが多かったかな)と思って自分で自分を無意識に擁護したりする、、、のです。でも考えてみればどこまで行っても五十歩百歩なんですよね、こういう事を思っている間は。少なくとも私の場合はそうでした。

 本題に戻ります。
お子さんはあなたが自覚出来ていないご自分の心そのものだと思ってください。
お子さんの行動はあなたの隠された願望そのものです。それが良いとか悪いとかの問題ではありません。実際それは決して良い事でも悪い事でもありません。

 あなたはこれからお子さんの行動を一つ一つじっくり観察してください。そして次のように思ってください。
 “そうか、小さかった頃の私はこれが言いたかったんだ”
 “そうか、小さかった頃の私は母にこうして欲しかったんだ”
 “そうか、小さかった頃の私は母にこういう風に言って欲しかったんだ”
 “そうか、小さかった頃の私はこれを分かって欲しかったんだ”、、、、と。
 これがいわゆる「インナーチャイルド」を育てる事、あるいは癒す事につながります。

 またご主人と話をする前に、お子さんにきちんと「これからお父さんとお母さんは○○の事について相談があるから、あなたもここで黙って聞いててくれる?途中あなたには何の事か分からない事があるだろうけどそれはそれで良いから聞いててね。どうしてもその事について聞きたくなって我慢が出来なくなったら聞いてくれても良いよ。じゃあそこにいてね。」という感じです。

 その時の心構えとしては、お子さんも一緒に抱え込んで話をする事です。お子さんの存在を除外しないという事です。ひょっとして小さかった頃のあなたはそういう大人同士の話のときに“子供には関係ない話だからあっちへ行ってなさい”というシチュエーションで、幼いながらに疎外感を感じて寂しかったのではないか、と想像できます。

 “あなたを仲間はずれにしているんじゃないよ”という姿勢を具体的に子どもに示すのには実際にご主人と話をする時に、お子さんをご両親どちらかの膝の上に乗せてすっぽり抱っこをしながらする、というのも良い方法です。
 子どもにすれば、抱っこされている心地よさで、自分もここにいても良いんだ、という居場所が確保される事で安心出来るからです。

 大きな安心が得られると、子どもは案外大人同士が何を話していようと関心を示さなくなる事も多いです。

 そしてもう一つ提案は“出来る範囲内で、ご主人に抱っこをしてもらう”ということです。4歳9ヶ月のお子さんの行動に嫉妬を感じてしまうあなたの心の中には、4歳9ヶ月で止まってしまっている“愛をもらえなくて満たされていない幼いままの心”の部分が残されています。
 その部分は成長したくても出来なくて取り残されて不安いっぱいで泣いているのです。
「もっと私の方を見て!私がここにいる事を認めて!私を可愛がって!」と言っています。

 心理学の言葉では“愛の固着”と言われる現象で、私自身もぴったり当てはまる人間でしたのでよく分かるのですが、日常の心としては“私はそんなタイプの人間なんかではない。私は普通に育ってきて、親には愛があった”と思っています。

 でもある程度自分の事が分かってくると、とんでもない愛に飢えた、不安を抱えたままで表面的に空意地を張って大きくなってきていたんだ、と本当に理解出来たときには大げさでなく天地がひっくり返るくらいの驚きを感じました。

 そして私のように、本当の自分と表面的に思っている自分が正反対、という人間は実はそこらへんにゴロゴロしているのですが、、、。

 元に戻ります。
ご主人に抱っこをしてもらうのが無理なときは、お子さんを真ん中にしてみんなで抱っこをし合う、また好きなぬいぐるみのサイズの出来るだけ大きなものを買ってきて、それを抱く、または抱っこをしてもらうようにして抱く、のも一つの方法です。

 それから小さかった頃の辛かった事を出来る範囲内で書いてみる。そしてその時お母さんに言えなかった事やこうして欲しかった、という事を書いてみる。書いてみてしばらく目をつぶってどういう気持ちになるか感じてみる、出来ればそれも書いてみる。

 以上のようなところが今の時点で私があなたに出来るアドバイスでしょうか。

 具体的に提案させていただいた事を出来るだけやってみる事で、お子さんの行動が確実に変わります、経験上。

 お子さんの行動が変わる分だけあなたの中の幼い固まったままの心が成長出来た、という証拠です。

 いつも思っていてください。ご自分を必要以上に責めないでください。あなたはあなたで良いし、お子さんはお子さんで良いのです。誰もが愛を求め合っているだけなのです。本当は自分の中に愛があるのに、自分は持っていないと勘違いしているだけなんです。
 あなたはあなたの中に溢れるような愛の源泉をもっているのですよ。忘れないでくださいね。

 また苦しくなったらいつでもメールを下さい。ここで応援しています。 

-----

追伸

年末からの大雪で正月は夫婦とも雪かきで終わりました。もっと早く更新しようと思っていたのですが、今日になってしまいました。我が家の大雪の様子を見て下さい。

今は雪の片付けも進んで、日常の生活が戻ってやれやれです。鬼太郎と新鮮な魚の街の境港にお越し下さいね。楽しいですよ。

右の屋根より高かった4、5メートルもある椿の木が雪の重みで丸まってしまいました。
P1010004s.jpg

ドアミラーがわずかに見えているのは車です。前日(大晦日)の夜に30センチほど積もっていた車の上の雪をおろしていたのですが、元日の朝には再びこうなっていました。ここからわずか10メートル先の道まで行って写真を撮ろうと思ったのですが、雪があまりにも深くて断念しました。
P1010014s.jpg


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セラピストの主人の著書です。自身が若い頃から感じていた生きづらさに向き合いながらさまざまな心の変容を経験していく中で得た気づきをまとめたもので、私が言うのも何ですが、読むだけで心が緩んで楽になる本になっています。

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