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子どもの甘えについて

初めまして。2歳4ヶ月と、3ヶ月の2人の男の子の母親です。2つ質問があります。

上の子が1歳3ヶ月の時に主人の国(中米)に移住してきました。こちらにきて暫くは環境の変化からか甘えん坊になり、それから2人目の出産で焼きもちと2歳になってからの反抗期も重なって、最近保育園で乱暴になってるといわれ、また家でもいつも泣いたり怒ったりして不満がたまっている様子で、心配です。

私としては、来たばかりの時は慣れるまでは甘えさせてあげよう、また2人目が生まれてからは、焼きもちがすごいので、なるべく上の子を構ってあげようと思うのですがそうもいかず、結果的にはいつも我慢させてる状態です。

構って優しくしてあげようという思いと、反抗期の子をきちんとしつけようという思い、あと周りの甘やかしすぎだという意見(こちらは子供に対して厳しい)、それに私もストレスで当たったりしてしまうこともあって、自分でも正直に言って叱りすぎなのか甘やかしすぎなのか分からなくなってきてます。

上の子の焼きもちと反抗期にどう対処すれば、彼のストレス、不満を引き出してあげつつ、しつけもうまくできるのか教えて下さい。

それから、二つ目の質問です。
こちらにきてから、上の子を抱っこするたびに甘やかしすぎだとか、男の子なのだからもっと厳しくしないといけない、といつも言われて、混乱しています。抱っこしたり、子供が甘えてくることはそんなにいけないことでしょうか?大きくなった時に影響するのでしょうか?



 前回の「上の子の焼きもち&反抗期にどう対処すれば?」の続きです。

 子どもがお母さんに甘える事はいけないことなのか、という事とその事が大きくなってから何らかの影響があるのか、というご質問ですね。

 私自身も子どもを育てている時にはいつも迷いながら“果たしてこれで良いのか、私は人より厳しいのか、でも、、、”というような自問自答の中でただ毎日子どもと相対するだけで精一杯だったような気がします。

 その後、子どもの身体的・心理的な発達の過程や、それに関わる大人の側の心理的な諸問題なども色々勉強もしたりして段々分かってきた事と、責任ある子育てから少し距離をおいて見られるようになった事で“そうか、あの時はああすれば良かったのか”とか“今思えば最悪の対応をしてたな”とか、本当に自分の子育てがいかにまずいものだったか、ということを痛感している昨今でもあります、、、(^_^;)

 というところで、子どもの甘えですね。

 先ず甘えに関して言える事は、親は自分が自分の親に甘えさせてもらえた程度にしか自分の子どもを甘えさせる力を持っていないという事です。
 即ち、幼少の頃厳しい親に育てられて、甘えが許されなかった人は、長じて自分の子どもを育てるようになると、一般的には親と同様で子どもを甘えさせる事は苦手です。

 その人は心の奥深くには“もっと優しくして欲しい・もっと甘えたい”という願望を隠し持っていますが、大人になってからはそれをストレートに出す事が出来ず、理性で抑圧しています。でも“自分ももっと甘えたい”という強い願望は存在しています。

 そしてその人が、例えば自分の妻や夫が子どもを少々甘えさせるのを見ると、自分が隠している“自分もだっこして欲しい”とか“ほおずりして欲しい”という甘えたい願望が心の奥深くで刺激されます。
 が、大人である自分は表面的にはとてもそんな恥ずかしい事は言えませんので、その願望が屈折した形になり、結果として相手に“あなたは子どもを甘やかし過ぎる”という事を言ってしまうのです。

 まあ今思えば私はこの甘えたい願望を隠していた張本人だったなあ、、、、と(^_^;)

 甘えるという事を考えてみるに、子どもであろうと大人であろうと、自分が甘える事が出来る人がいる、という事は素晴らしい事だと思います。
 辛い時には甘えられるでしょうし、弱音も吐けるでしょうし、困った時は相談もできるでしょう。
 そしてきっとその人の事は大好きだろうと思いますし、癒されもするだろうと思います。

 私はかつて、自分の子どもに対しては全く出来なかった事ですが、人を甘えさせる事が出来るというのは愛であり、大きな一つの能力だと思っています。

 その点ご自身は、出来るだけ今は甘えさせてやろうと思っていらっしゃいます。それはとても素晴らしい事です。そのお気持ちは今のお子さんにはとても必要な愛だと思いますので、無理をしないで今の状況の中で出来るだけ続けられる事だと思います。

 出来ない時は出来ないでいいのです。その内出来る時もあるでしょう。出来たり出来なかったりの日常を大事にして下さい。それの繰り返しの中で子どもは確実に成長していきます。
 出来ない時のご自分を許しましょう。
 
 
 繰り返しになりますが、子どもを甘えさせるのを恐れないで欲しいと言う事です。甘いお母さんで良いと思います。差し支えなければ出来るだけ子どもの要求は聞き入れてやって欲しいな、と。

 極端な事を言わせて頂くのなら、子どもが少々大きくなったとしても家の中でだけならお母さんがお子さんに○○をしてあげる、というのも全くかまわないのです。当事者全員がそれで問題意識を持たなければそれはそれで誰にも迷惑をかけていないのですから。
 しかし、その結果としてお子さんが幼稚園で一人で○○が出来ないというのは問題ですから、外ではしっかりと出来ている、ということが大前提ではあります。
 
 そこで厄介な事は、子どもの要求は受け入れていると徐々に拡大してエスカレートしていく事もある、という事です。
 その部分はしっかりと“ここまでは許せるけどこれ以上はダメ”という線を決めておかれて、駄々をこねるような事があったとしてもそこは頑張って頂きたいと思います。

 実はこの点が一番エネルギーのいる部分です。
子どもはいつも親の態度を見て、どこまで許してくれるのか、どこまでだったら聞き入れてくれるのか、という事を無意識に“足元を見て”きます。
 その時こそ親は気分に負けないで、一貫性をもって相対して欲しいと思います。
感情的になるのではなく、笑顔で「それはダメだよ」と言ってあげて下さい。

 ここで頑張らないと“甘えの強い子はわがままになる”といったような事になってしまいます。
「親がそんなに甘いとわがままになるよ」というような言葉で周囲から耳にされる事もあるかと思います。
 これは上記の様に足元を見ている子どもに対して、毅然とダメな事はダメと拒否出来ないで、ずるずると子どもの要求を聞き入れてしまう親の弱さから、子どもを図に乗せてしまった結果わがままになってしまう、ということになるのです。

 
 最後になりましたが、小さい頃親に甘えられた子は、自分の子どもを甘えさせる事が出来る優しい親になる事が出来ます。反対に甘えられなかった子は、自分の子どもにも甘えさせる事が出来ません。もちろん自分自身をも甘えさせる事を許しませんので、人生そのものがとてもしんどいと感じる時もあります。
 しつこいですが、このしんどさを60歳を過ぎて尚ひきずって生きている私が良い例です(^_^;)

 出来ない時の自分を許し、出来た時の自分を自分で誉め、お子さんが可愛い時の子育てを味わって下さい。
 過ぎてしまえば今の苦しさもいい思い出になると思います。

 そして小さい頃の、可愛い子どもの時って本当に短いものです。

 この言葉に賛同して頂けるのは、もう少し時間が必要だとは思いますが、、、。


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