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母親の態度が子どもの甘えを増長させるのでしょうか

はじめまして。ブログ拝見しました。四歳2か月になる長男について相談させてください。運動会が先日ありました。練習では楽しくやっていたようなのですが、急に不安になったのか自分の番がくると指をくわえて、立ちすくみ泣き出してしまいました。おばけがおすしにいたんだとおすしのリレーなのであとでけろっとして言っていたのですが、、。また、保育園で離れるとき、指をくわえて立ちすくんだり、顔をこわばらせて抱っこをせがんできます。個性なのかな、とかゆっくり様子をみればいいかとも思うのですが、お友達に指をくわえているのを真似されたりするのをみると、そろそろそんな場面も、よくないなと感じています。先生はにこにこしてこどもを抱っこしたりして送り出してくれます。しかしながら、、なんとも親の接し方が、甘えん坊を増長させるのかとも思います、、。



 保育園で指をくわえて不安そうな顔で先生に抱っこされている息子さんを残して、後ろ髪を引かれながら家に帰られるお母さんのご様子が目に浮かぶようです。
 お母さんのお気持ちお察し致します(^_^;)

 お子さんは登園直後にどう行動して良いか分らず思わず立ちすくんでしまわれるのですね。また、おばけ云々の事情はちょっとこの説明では分かりにくい部分もありますが、お子さんはリレーで自分の番になった時、気後れして立ち往生してしまわれたのでしょうか?そのような事情だと判断させて頂いて進めていきますね。

 お母さんはそういうお子さんの様子を目の当たりにして、ご自分の息子さんへの接し方が息子さんの甘えん坊を増長させているのではないか、と不安を感じていらっしゃるのですね。

 ここで、初めに考え方の整理をして頂きたいと思うのですが、甘えん坊である事と、登園直後の立ちすくんでしまわれる態度や、運動会でのお子さんの行動とは分けた方が良いと思います。
 
 家ではとっても甘えん坊な子が保育園等ではしっかりと行動出来る子も多いですし、そうでない所謂内弁慶の子も大勢います。それぞれが個性豊かな子ども達ですので、幼稚園・保育園での行動も千差万別です。
 今まで接してきた子ども達を大雑把にみたところ、どちらかと言うと内弁慶の子の方が多いように思いますが、この事についてはどちらが良い悪いということはないと考えます。
 あえて言わせて頂くならその時々のそれぞれの子どもの正直な有り様だから、どちらも良いと言えるでしょうし、私自身は一人の人間が子ども時代に甘えん坊である事は決して悪い事ではなく、特に親に甘える事は大人になって社会人としての責任を果たす事が出来る為には不可欠だとも考えています。

 そこで本題に向かいたいと思いますが、一番の問題としては、例えば運動会等“ここ一番”での自分なりの表現が出来る力とでも言えば良いでしょうか、そのような力をつけるのにはどうすれば良いかとか、登園直後の立ちすくみを克服するのにはどうすれば良いのか、ということになってくると思いますのでそこら辺りについてアドバイスが出来ればと思います。

 登園直後の立ちすくみ、あるいは常とは違う環境、即ち色々な行事で伸び伸びした行動が出来にくい子どもは、やはり子どもなりの、また年齢なりの自信がない子と言えると思います。
 自信が持てていない子に「もっと自信を持って」とか「何でも自分で思う通りに自信を持ってやりなさい」と言ってもそれは不可能な事です。
 全く同じ事が大人にも言えることで、自信のない人に「もっと自信を持ちなさい」とか「あなたに欠けているのは自信だけだからもっと堂々としていなさい」と言われても出来ないのと同様です。

 そこで、こう言ってあげて下さい。
「今朝は保育園行った時、指をくわえてたね、心細かったの?」と気持ちを尋ねます。そしてお子さんがその時に発した言葉を繰り返して「そう、お母さんともっと一緒にいたかったのかそうだったの。朝、ちょっとだけ寂しかったのね、そうだったの」とお子さんの気持ちを一旦受けとめて、共有し、お子さんの寂しかった気持ちを想像してみて下さい。
 その上で「朝寂しかった気持ちは良く分かったよ。寂しくなったら言ってね。だっこしてあげるから」と。そして言った直後もだっこして上げて全身を撫でてあげて下さい。
 寂しい気持ちが自信をなくします。いっぱいだっこしてあげる事はお子さんに愛を与える事です。そしてその行為がお子さんに自信を持たせる事に繋がります。
 
厳しく接する事からは、決してお子さんの心に自信が芽生えると言う事はあり得ません。これは大人の場合にも当てはまります。
 
 この事を忘れないでいて欲しいと思います。

 いっぱいだっこして愛を与えてあげられたら次の言葉はこうです。
「今は泣いちゃう時もあるかも知れないけど、それで良いよ。あなたは強い子だからその内に泣かないでお友だちと楽しく遊べるようになるからね。心配ないよ」と。
 また「運動会、今年はリレーが走れなかったけど大丈夫だよ。その内きっと走れるからね。誰だってちょっと気後れがして走ろうとしても出来ない時はあるよ。だから大丈夫、だってお母さんも小さい頃これこれこうだったんだよ」と、お母さんご自身がお小さい頃に上手に出来た事や成績優秀だった事などではなく、むしろ心細かった経験や失敗談などをお子さんにお話して差し上げて頂きたいと思います。

 そして言葉の最後は「だから泣いても大丈夫。心細くても大丈夫。自信がなくても大丈夫だよ。お母さんがついているからね。あなたは強い子だよ」と、いつも言ってあげて下さい。
その言葉が引いてはお子さんの耳にこびり着き、胸にこだまするようになり、自分の言葉になり、信念になります。

 少し昔「母原病」という言葉が流行り、本も出ていましたが、言葉で子どもを強くも弱くもする事が出来ます。親の言葉はとても重要です。

 私のようなもう孫も小学生になった年齢の者から言わせて頂くと、究極的には今のお子さんの様子からは何も問題がない、とも言えます。これは親御さんを安心させる為の言葉や気休めの言葉などでは決してありません。何故なら、今のお母さんの悩みの種は、多分時間の経過と共におおかた解決すると考えるからです。
 
 ただ、私が一つ問題として思うのは、お母さんが今のお子さんの有り様をみて“これではいけない”と思っていらっしゃる事です。それは即ち、お子さんの今(ありのままのお子さんの姿)を受け入れられていないお母さんがいらっしゃる、ということでもあります。
 
 わが子はこんな子ではいけない、運動会で立ちすくんだりして欲しくない、立派に走って欲しい、登園したらすぐに先生やお友だちと元気に笑顔で走り回って欲しい、指をくわえて立ちすくんだりして先生にだっこされるような子でいて欲しくない、、、、という、今のお子さんの有り様に対しての、“お母さんの”抵抗、があるように思うのですがいかがでしょうか?

 即ち問題意識はお母さんの心の中に存在するのであって、お子さんの中にあるのではない、と言う事です。

 今指摘させて頂いた点を、一度ゆっくりと考えてみて頂けたらと思います。

 子どもの自信のなさは、親の子育ての自信のなさ、また時としてご自身に対しての自信のなさの鏡である場合が多いからです。

 お母さんご自身についての事は、次回に書きたいと思います。  (続く)


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